また見つかった、永遠が。

アートイベントでインターンを始めてから興味アンテナの感度が上がっている今日この頃。最近行ったイベントまとめ。

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「わたしいまめまいしたわ 現代美術にみる自己と他者」展
かねてから見たかった澤田知子の「ID400」が展示されるというので行ってきた。
展覧会内セクションの入り口にある解説文がとっつきやすい感じで気に入った。一緒に行った彼氏には軽すぎると言われたけど、よくありがちな難解で最後まで読む前に飽きてしまうような解説よりも全然いいと私は思う。
これで学生130円は絶対にお得!!しかも常設展も見れる。

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今敏 「十年の土産」
かきこみが細かく、線が正確でどれも美麗だった。
今さんの描く美女は意志の強そうな目となめらかで肉付きのよい体が魅惑的。

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「200∞年 目玉商品」展
これは正直イマイチでした。意味がわからない。でもガルシア・マルケスはかっこいい。

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とりわけ今日イベントのフライヤー配りのついでに行ったここは本当に良かった。

マリオ・ジャコメッリ 展
会場: 東京都写真美術館
スケジュール: 2008年03月15日 〜 2008年05月06日
住所: 〒153-0062 東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス
電話: 03-3280-0099 ファックス: 03-3280-0033

なんて美しい白と黒の世界。
デジタルの時代が訪れる現代に、白黒写真を撮る人・自分でプリントをする人ならば彼の技巧の素晴らしさがわかるだろう。
詩的で哲学的、とても老成した目線を持った写真家だと思う。実際彼がカメラを持ったのは遅かったらしい。(28歳だっけ?)
手焼きの温かみが感じられるプリントの質感と、額装も余計なものがなくてとても良い。
図録買っちゃいました。でも生プリントが本当に素晴らしいので写真家の皆さんにはぜひ自分の目で見ることをおすすめします。