2008前期まとめ

今期はわりと真面目にそこそこ精を出してがんばりました!
とは言ってもやっぱりサボったこともあったし、同じ授業をとってた専攻やサークルの友達にすごく助けてもらいました。その大多数が後期から留学に行ってしまうから後期はもっと気を引き締めていかなければな!!
3年になって専門的な授業が増え選べる範囲も広がったので、授業がおもしろかった。今期とった授業はほとんどアタリで、ラッキーだったなと思います。「イメージ」「表象」「文化」「芸術」…そのへんの関連ある授業ばかりとったことが、相関的に理解を深めてすごく実になってよかった。去年までは社会分野と言語分野とその他の文化分野のどれも中途半端に浅く広く履修してたけど、深く狭く学ぶ方が身につくから、結果的に役に立つと実感した。要はやる気の問題ですよねー。
この試験期間は特に勉学に打ち込んだため、犠牲にしたものもありました。サザンのチケット発売日を忘れてたり、フジ/ロックのことを全く考えなかったり、KKP『TRIUMPH』のチケット争奪戦に参戦するのをあきらめたりしました。まあ、いっかな。ヽ(´ー`)ノ

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●メモ術
今期は試験よりもレポート課題が多かったのでそれなりに本を読みました。(一部次エントリに感想書きます。)で、メモをとりながら読むのに付箋が役に立ちました。6月の総代会でサンプルとして無料で配ってたPost-it社の大き目の紙のやつ。今まではビニルの小さいやつに何も書き込まずに貼るくらいの使い方しかしてなかったんですが。本の中の気になった節に自分の言葉で見出しをつけて貼ることにしました。(たぶんひょっとして既に多くの人が知ってる技だとは思いますが!)しかしこんなに役に立つものだとは!便利便利。
あとコピー機横に捨ててあった裏紙をもらってきてメモにしました。幼少期チラシの裏に落書きするのが楽しかったように、再利用の紙に書くのってなんかいいよね…。メモパッドよりも大きく、ノートみたいに綴じられてないのがいいんだろうか。紙がくたびれてるのがいいんだろうか。再利用と思えば贅沢に書きまくれるからいいんだろうか。そういえば受験勉強してた頃も裏紙の束を持ち歩いてました。大嫌いだった化学のプリント(受験に使わなかった捨て教科)の裏にごちゃごちゃ書いて捨てるのが快感でした。
レポートに使う文章を断片的に思いつくまま書き留めておくようなパソコン上でのメモは、テキストファイルをやめてGmailに書いてDraftで保存してました。auto save機能があるから保存する前に消しちゃったなんてこともないし。インターネットにつなげばどこからでも使えるし。ブラウザと同じ窓の中で作業できるし。

2008前期試験期間中に読んだ本まとめ

新書が読めるようになったよ!と声を、いやフォントを大にして言いたい。
新書がね、読み切ることができなかったんです今まで。あの版型が?なーんか苦手で。でも克服したよ!

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個人的メモを繋げたもので文体がごちゃごちゃです。敬称が適当です。乱筆失礼致します。
長いのでページ分けます。続きをどうぞー。

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ひとりぼっちはいいことだー

私は大学で、特に2年生のあいだに、ひとりぼっちでいることを学びました。
ひとりぼっちと言ってももちろん人と関わらないという意味ではなく。誰と縁を繋ぐのも、誰から離れるのも自由。粗末にすることなく気に入った縁は大事にしていきたいという姿勢。束縛や依存症を抱えてる人にはできません。
独りだからこそ自分の主観を鍛えることができて、その上で人と関わる上級の楽しみがあるよね。ってこと。

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なーんてことを、今日の試験2つ終わった後に食堂で、ボーイハントしている女の子3人グループ(座席5つ占拠)を横目に考えたのでした。

レポート修羅場の合間に自己分析

私ってやっぱり/興味のあるものに対してはすっっげーーーーーがんばるけど/興味のない、しかしやらなくてはならないものに対して割り切ってがんばることができない/んだなあ/と改めて思いました。
開き直ってんじゃねーよと思われるかも知れないけど、人と比べてもその傾向が強いと思う。

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月曜日にラテンアメリカ文学のレポート1本、芸術のゼミでラーメンズのコントを紹介するプレゼン1本、本日火曜日に西洋美術史のレポート2本(オルフェウスサロメ)。どれもこれも楽しかったし、徹夜も苦じゃなかった!
プレゼンが好評で嬉しかったなー。<16日追記>20分のプレゼンの中で10分のコントを1本見せたらちょうどいいと思って、ドーデス(FLAT収録なのでビデオが貴重)を見せた。あとyoutubeで視聴できるコントを2本紹介して分析して、興味があったら検索してみてくださいっていうことにした。今までの発表者は小説とか漫画とか映画だったから変り種っぽいのを狙って、またコントという言葉がフランス語から来ているのもあって、フランス語専攻の学生が多いこのゼミで発表したらきっとウケる!と思ってやったわけですがみんな楽しんでくれたようです。うれしい。
4回生にして大学生らしい客観がやっと育まれてきたんだろうか?論文なんて久し振りに書いたけど、何故かいつのまにか結構書けるようになってた。
今までは自分の論旨が定まってないまま書き始めて、しかも言葉にしようとする過程でまた言いたいことがぼやけてしまって、不本意な出来のレポートばかり残してきた。今回はちゃんと間に合ったのはもちろん、体裁も内容も満足の出来。自分で選んだ興味のある学問ならいくらでもがんばれるということかもー。

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そんな今日の話。
ここ2日間で4時間くらいしか寝てなくてものそい眠かったけど、放課後に大学の就職支援室主催のマスコミ志望者向けガイダンスをするというポスターを見つけて気が向いたので行ってみた。
就活の始め方とかそんなレベルの話だった。講師は某就活本の編集長。それはいいんだけど、そのレジュメがすんごいショボくてがっかりした…。プロの編集者なのに…?
その人の話はつまらなくはないし、分かりにくい訳でもなかったけど、全然先に進まない。もうとっくにエネルギー切れで頭に入ってこないし、なにぶん話が遅くて遅くて痺れを切らして途中で出てきてしまいましたとさ。

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●欲しい
自分の話したい主題を端的に表す例え話をいつでもどこでも引き出す力

まあなんていうか非常に溺れている感じがするよ。

忙殺ってやつ?(笑)(笑)

30日(月)最後のマンガ展@上野の森美術館
3日(木)バウハウス展(含:芸大コレクション)@東京藝術大学美術館、コロー展(含:常設展)@国立西洋美術館←これを2時間で!
レポートの合間に感想書きます。

6月雨の木曜日、渋谷展示巡り


これは先月のggの写真。
今日はすべての授業がたまたま休講になったので、渋谷方面の行きたかったところに片っ端から行ってきた!翔太郎くんと。
まず渋谷駅から歩いてgg篠田昇+ポラロイド展」へ。
私は『スワロウテイル』以来の岩井監督のファンです。行定監督の『世界の中心で、愛をさけぶ』も好き。しかし映画制作のことなど何もわからない私は、映画の色彩というのは監督の個性だと思っていて、篠田さんという撮影スタッフの仕事に目をとめることはなかったんですね。訃報を聞いて初めて彼の名前を知り、今日初めて彼の功績を知りました。
展示は個人所蔵のポラロイド写真を中心に、篠田さんの日用愛用品、台本、カメラまで。監督ら仕事仲間からのメッセージを読んで、彼の人柄とか仲間に信頼されていたことを知りました。車の運転が好きで、ロケ地を走って誰よりも詳しかったとか。テスト撮影をとにかくたくさんやってそれを見せて監督の求める画を作り上げてたとか。豪気な情熱家だったんだろうなと思います。ビートルズ(特にポール)のファンだったそうです。
私が去年古本市で買った岩井監督のムック(ちゃんと読んでなかった)に対談をしている記事があり、ファイルに綴じてありました。帰ったら出してきて読んでみようと思う。
妹におみやげとしてポストカードセットを買って帰ろうとしたところで、なんと奥様の篠田いづみさんにお会いできました。あたたかい笑顔の綺麗な方でしたー。両毛線沿線が地元だと言ったら喜んでくれて、今度のシネ・アミューズ『Love Letter』期間限定上映に来てねと言ってくださった。リマスター版ですごく綺麗になったから公開当時見れなかった若い方に見て欲しいということで、上映期間が短いから難しいけど、時間ができたら行きたいな!

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次に本日のメイン、Bunkamura「青春のロシア・アヴァンギャルド」展へ。Bunkamuraは混んでいるイメージだったんですが空いてて快適でした。日本じゃ聞かない画家の作品ばかりで、その解説の分量も適当だったように思います。
私が最近勉強しているメキシコ革命と同時期のロシア革命時代だし、フォーヴィズムとかキュビスムとかの美術史もちょうど勉強したばかりなのでその知識が役に立って楽しかったな。一人の画家が時期によってまったく違う流派の画風になったり一枚の絵に様々な画風の影響が見られたりと複雑なので、知らないで行ったら混乱していたことでしょう。そこが面白かったんだけどね。
シャガール『家族』とヴラディーミル・ドミートリエフ『サーカス』が気に入ったのでポストカードを買いました。ボリス・アニスフェリド『シュラミの娘』が一番好きだった。けどポストカードはなかった…。乙女の表情がなまめかしくて素敵です。

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その後、寄り道したり迷ったりしながらキャットストリートを歩いてLa Fee Deliceでハムと目玉焼きとチーズのガレットを食べました!ちょうおいしい!また来よう。
それから、北青山OFFICEにて、101TOKYO Contemporary Art Fairスタッフ仲間の丹羽亜里咲さんの展示「ムギコスモス」を見ました。忙しい人間は見落としがちな、小さくて複雑な苔社会。その中にオリジナルキャラクター麦子が謎の表情で遊んでる絵。みどりがきれい。カフェの薄暗さと無機質な壁に映えるなーと思いました。丹羽さんとお話できたのも楽しかった。さばさばと話しやすい姉さんです。お茶ごちそうさまでした。ありがとう!

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んーいっぱい歩いてすっきり、充実した一日だった!犬は吠えるがキャラバンは進むし、翔太郎くんと私の間でおしゃべりが途切れることはない!のだ。